UNOをやっていると、だいたい一度は始まりませんか。この会話。
「ドロー4!」
「えっ、今それ出せるの?」
「出せるでしょ!」
楽しく遊んでいたはずなのに、急にルール確認会議が始まる。しかも、みんな自信満々。困るんですよね、これ。
実はドロー4には「手札にドロー4があるから、好きなときに出していい」というルールではありません。出せる条件があります。しかも、疑わしいときには相手の手札を確認できる「チャレンジ」まであるんです。
その場で説明書を探さなくていいように、順番に見ていこう。
まず答え。ドロー4を出せるのはいつ?
マテルのUNOの説明書では、ワイルドドロー4を出せるのは、今、場に出ているカードと同じ色のカードを手札に持っていないときです。
たとえば場が「赤の7」。手札に赤いカードが1枚でもあるなら、ドロー4は出せません。
「えっ、赤の7を持っていなければいいんじゃないの?」と思った人。そこが引っかかりやすいところです。見るのは数字の「7」ではなく、色の「赤」。赤の2でも赤のスキップでも、赤いカードがあるならダメです。
| 場のカード | 手札にあるカード | ドロー4を出せる? |
|---|---|---|
| 赤の7 | 赤の2 | 出せない |
| 赤の7 | 青の7 | 出せる |
| 赤の7 | 青のスキップ | 出せる |
青の7なら、数字が同じだから普通に出せますよね。でも、手札に赤いカードはない。だからドロー4も出せるんです。
ここ、ちょっと意外じゃない?「ほかに出せるカードが一枚もないときだけ」と覚えていた人も多いかもしれません。公式ルールで確認するのは、場と同じ色を持っているかです。
ドロー4を出されたら、次の人はどうなる?
ドロー4を出した人は、次に使う色を指定します。そして次の人は山札から4枚引き、自分の番を失います。
つまり「4枚引いたけど、いいカードが来たからすぐ出すね」は、通常のドロー4の処理ではできません。番は次の人へ。
ただ、毎回すんなり4枚引くとは限らないんですよね。
「さっき赤いカード持ってるの見た気がするんだけど?」
そう思ったら、チャレンジができます。
チャレンジって何? 疑わしいドロー4を確認できる
ドロー4を出された次の人は、「同じ色を持っているのに出したんじゃない?」とチャレンジできます。
チャレンジされた人は、相手に手札を見せて確認してもらいます。結果は二通り。
- ドロー4を出した人がルール違反だった:出した人が4枚引く
- 正しく出していた:チャレンジした人が合計6枚引く
失敗すると、予定の4枚にさらに2枚追加。けっこう痛い。
だから、なんとなく「怪しい!」で毎回チャレンジするのは考えものです。とはいえ、さっきまで赤を何枚も持っていそうだった相手が、赤の場でドロー4を出してきたら……気になりますよね。
なお、マテルの説明書でチャレンジできるのは、ドロー4によって4枚引くことになった人です。横で見ていた別の人が手札を見せろと迫る仕組みではありません。
「ドロー4にドロー4を重ねて8枚!」はできる?
これも盛り上がるルールですよね。ドロー4を出された人が、さらにドロー4を出して次の人に8枚引かせる。勢いは最高です。
でも、ここで確認している通常のUNOの説明書では、ドロー4を出された次の人は4枚引いて番を失うとされています。ドロー4を重ねてペナルティを送る遊び方は、このルールとは別です。
もちろん、家族や友達同士で「重ねるのもアリ!」と決めて遊ぶのは自由。むしろ、そのほうが好きな人もいると思う。ただ、途中で急に言い出すと揉めるので、始める前に決めておくのがおすすめです。
普通のワイルドとドロー4は、ここが違う
「じゃあ、好きなときに色を変えたい場合は?」という話になりますよね。
普通のワイルドカードは、ほかに出せるカードを持っていても出せます。一方、ワイルドドロー4には、さっき説明した「場と同じ色を持っていない」という条件があります。
名前は似ているのに、この違いがある。そりゃ遊んでいる途中で混乱するわけです。
子どもと遊ぶなら、最初にここだけ決めておこう
毎回すべてのルールを読み上げる必要はありません。でも、ドロー4については、ゲーム前にこの3つを確認しておくと平和です。
- 同じ色を持っているときはドロー4を出さない
- チャレンジを使うか
- ドロー4の重ね出しを家のルールとして認めるか
特に3番。「うちは昔から重ねてたよ!」と「いや、それはなしでしょ!」がぶつかりがちです。どちらの遊び方にするにしても、先に決めておけばOK。
小さい子と遊ぶときは、最初からチャレンジまで入れるとややこしいかもしれません。まずは色と数字を合わせて出すことを楽しんで、慣れてから追加してもいいですね。
まとめ:ドロー4で見るのは「出せるカード」より「同じ色」
UNOのドロー4は、場と同じ色のカードを手札に持っていないときに出せます。違う色のカードなら、同じ数字などで普通に出せるカードがあっても、ドロー4を出せる場合があります。
出された人は4枚引いて番を失います。ただし、相手が同じ色を隠して出したと思ったらチャレンジ可能。成功なら出した人が4枚、失敗ならチャレンジした人が6枚引きます。
次に誰かが「ドロー4!」と出してきたら、確認するのはこれ。
「さっきの場の色、手札に持ってなかった?」
……もっとも、チャレンジに失敗して6枚引く覚悟は必要です。そこまで含めて、UNOっておもしろいんですよね。


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