こんにちは!最近、太陽光発電ってよく耳にしますよね。
地球のためにも、自分の電気代の節約にも役立つ再生可能エネルギーのひとつです。でも、日本の中でも「どの地域がたくさん発電できるの?」って気になりませんか?
今回は、太陽の恵みをいっぱい浴びて、たくさん発電している都道府県ランキングをわかりやすくご紹介します。ランキングだけじゃなくて、なぜその地域が発電に向いているのか、逆に発電量が少ないところはどんな理由なのかも解説していきますね。
1. ソーラー発電量が多い都道府県TOP10をチェック!
まずは、年間にどれくらいの電気を太陽光が作り出しているかを示したランキングです。ここでいう「年間発電量」は、1kWあたりに発電される電力量(kWh/kW)で表されています。
順位 | 都道府県 | 年間発電量 (kWh/kW) | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 山梨県 | 1,522 | 晴れの日が多く日照時間が長い |
2 | 静岡県 | 1,431 | 温暖で太陽の光が豊富 |
3 | 長野県 | 1,428 | 空気が澄んでいて日差しが強い |
4 | 高知県 | 1,407 | 温かくて日射量が多い |
5 | 徳島県 | 1,401 | 四国の温暖な気候が活きている |
6 | 群馬県 | 1,396 | 晴れの日が多い内陸地域 |
7 | 愛知県 | 1,382 | 太陽の光がたっぷり当たる場所 |
8 | 千葉県 | 1,352 | 太平洋側で日照が安定 |
9 | 岡山県 | 1,346 | 晴れの日が多い瀬戸内気候 |
10 | 福島県 | 1,267 | 東北の中でも日照時間が長い |
いかがですか?山梨県がトップで、そのあとに静岡県や長野県が続いていますね。みんな晴れの日が多くて、日差しが強いところが多いのが特徴です。
2. なぜこの地域はソーラー発電に向いているの?
発電量が多いところには、理由があります。主にこんなポイントがあげられますよ。
- 日照時間が長い:太陽が出ている時間が長いと、それだけ発電できる時間も増えます。
- 晴れの日が多い:雨や曇りより、晴れた日が多い地域は効率が良いです。
- 空気が澄んでいる:山や高地だと空気がキレイで、太陽の光が強く届きやすいです。
- 雪や雨が少ない:積雪や雨が多いと、太陽光パネルが覆われてしまうので発電量が下がります。
例えば、山梨県の甲府市は晴天日数が多いことで有名。夏はとても日差しが強いので、太陽光発電にはピッタリなんです。静岡県や長野県も同じ理由で上位に来ています。
3. 逆に発電量が少ないのはどこ?理由は?
では、発電量が少ない地域はどこでしょうか?主に北海道や日本海側の県です。
- 北海道:冬は雪が積もってしまい、太陽の光が届きにくいです。また、日照時間も短いです。
- 青森県や秋田県:雪や曇りの日が多く、太陽の光が少ない季節が長いのが特徴です。
- 新潟県:日本海側の気候の影響で、年間の晴れの日が少なめです。
これらの地域では冬の間、発電が大きく落ちてしまうのが悩みの種なんです。
4. ソーラー発電の効率を上げるには?
「じゃあ、自分の家でソーラー発電するならどうしたらいいの?」と思いますよね。発電量を増やすために大事なポイントをご紹介します。
- パネルの向きと角度:基本は南向きで、角度は30度くらいがベスト。でも、地域によって違うので専門家に相談するのがおすすめです。
- 影がかからない場所に設置:木や建物の影は発電をガクッと落とします。影になる場所は避けましょう。
- こまめな掃除:ほこりや落ち葉、雪は発電効率を下げるので、定期的に掃除することが大切です。
- 最新の機器を使う:パネルやパワーコンディショナーもどんどん性能アップしています。古いものより新しいものを選びましょう。
年間1%程度、発電量が減るとされていますので掃除などができると理想的です。ただ、屋根の上だと難しいのですが、
経験上、雪は発電ができなくなりますが、雪が解けると同時にソーラーのよごれも流れてくれることが多いように感じます。一年に一度程度なら雪が積もるのも悪くないかもしれません。
5. これからの日本と太陽光発電
日本は2050年までにカーボンニュートラルを目指していて、再生可能エネルギーをたくさん使う計画です。その中でも太陽光発電はとっても大事な役割を果たしています。
発電量の多い地域では、大きなソーラー発電所が増えていますし、発電量が少ない地域でも住宅の屋根に効率よくパネルを設置する工夫が進んでいます。
さらに、蓄電池やスマートグリッド技術を使って、天気に左右されやすいソーラー発電の弱点をカバーする動きも活発になっています。
6. おわりに
太陽の恵みを上手に使うことで、環境にもお財布にもやさしい生活が送れます。地域によって発電量に差はありますが、工夫次第で効率アップは十分可能です。
これからソーラー発電を考えている方は、自分の住んでいる場所の気候や日照条件をチェックして、最適な設置方法を探してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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