長野県でクワガタを探そう!活動時期・採れる木・探し方とカブトムシとの違い

夏といえば、やっぱりクワガタ採り!子どもも大人もワクワクするこの季節、長野県の自然はまさにクワガタ探しにぴったりのフィールドです。

でも、「いつ行けば採れるの?」「どんな木にいるの?」「土の中にもいるって本当?」「カブトムシとは違うの?」など、初めての人にはわからないことだらけですよね。

今回は長野県をフィールドに、クワガタの活動時期・採れる木・探し方・カブトムシとの違いまで、実体験を交えながらわかりやすくご紹介します!


長野県でクワガタが活動する時期はいつ?

クワガタは、地域や標高によって活動時期にズレがあります。長野県のような標高の高いエリアでは、平地よりも少し遅れて活動が始まります。

標高別:長野県のクワガタ活動時期
標高 主なクワガタの活動時期 特徴
〜800m(市街地周辺) 6月下旬〜8月上旬 気温が高く、活動開始が早め
800〜1200m(里山・中山間部) 7月上旬〜8月中旬 最も採集しやすい標高帯
1200m〜(高原・山林) 7月中旬〜8月下旬 冷涼な環境で活動が遅め

昼は木陰に隠れていて、夕方〜夜間に活発になります。特に蒸し暑い日の夜は、クワガタが多く動き出すチャンスです。


どんな木にクワガタはいるの?

クワガタ採りで重要なのは木選び彼らが集まるのは、甘い樹液が出る広葉樹です。

  • クヌギ…もっとも人気のある木。黒っぽく、ゴツゴツした樹皮。
  • コナラ…明るい場所に多く生える。葉が丸っこくて細長い。
  • ミズナラ…やや標高が高い場所に多い。
  • ヤナギ…川沿いなどに生えることも。比較的レア。

これらの木の樹液が出ている部分(幹の割れ目、傷口など)には、クワガタの他にもカナブンやスズメバチが来ていることが多いです。

特に夕方〜夜間、樹液に集まる音(ブーン、ガサガサ)に耳を澄ませてみましょう。


土の中や落ち葉の下でも探せる?

クワガタは木にいるだけではありません。実は地面近くにも隠れていることが多いんです!

落ち葉の下

木の根元や斜面にたまった落ち葉の中には、日中に休んでいるメスのクワガタが隠れていることがあります。棒や手でそっとめくって、丁寧に探してみましょう。

朽木や倒木の中

柔らかくなった古い木の中には、幼虫が潜んでいることも。割ってみるとクワガタ幼虫の白い体が出てくることがあります(※自然破壊に注意)。

土の中

成熟したメスは土の中で産卵するため、夜間に出てきたあと、朝になると土に潜って隠れてしまいます。木の根元の土をそっと掘って探すと、思わぬ出会いがあるかもしれません。

地面近くにいるのは主に「メス」や「昼間に休んでいる個体」。昼間しか行けない場合は、木だけでなく地面周りも丁寧に探すのがコツです!


クワガタとカブトムシの違いって?

クワガタとカブトムシの違い
項目 クワガタ カブトムシ
活動時期 6月下旬〜8月中旬 7月中旬〜8月上旬
行動時間 夜間〜早朝 夜間のみ
性格 ややおとなしい とにかく力強く好戦的
生息場所 木の幹、落ち葉の下、倒木 主に樹液の出ている幹
人気 オスは大アゴが魅力的 ツノがかっこいい

クワガタは種類によって活動時期が長めで、6月から9月初めまで楽しめる場合もあります。一方、カブトムシは一気に出て、一気に減る「夏の短期集中型」ですね。


親子で楽しむクワガタ採集のコツ

クワガタ採りは、親子で自然に触れる素晴らしい体験です。以下の点に注意すれば、安全に楽しく過ごせます。

  • 服装:長袖・長ズボン・帽子・軍手を着用
  • 時間帯:朝〜夕方が安心。夜は懐中電灯・虫除けを準備
  • 持ち物:虫かご・網・虫よけスプレー・水分・地図
  • 危険生物:スズメバチ・マダニ・クマなどに注意

また、捕まえたクワガタを全部持ち帰らず、数匹だけにして自然に返すことも大切です。


まとめ:長野県の自然はクワガタ天国!

長野県の豊かな自然は、クワガタにとっても人間にとっても魅力的な場所です。

活動時期を見極め、木や土、落ち葉をじっくり観察してみれば、きっとあなただけの“夏の出会い”が待っているはず。

ぜひ親子で自然の中に出かけて、本物のクワガタとの出会いを楽しんでみてくださいね!

 

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