昔から変わらぬ人気を誇る駄菓子、「キャベツ太郎」。
ソース味でほんのり甘く、ザクッとした食感がたまらないスナック菓子ですが、ふとした疑問が湧きませんか?
キャベツ太郎にキャベツは入っているの?
さっそく結論から言います。
キャベツ太郎にキャベツは、入っていません!!
パッケージにもどこにも「キャベツ使用」などの記載はありません。
成分表示を見ても、コーン(とうもろこし)や植物油、ソースパウダー、青のり、調味料…など、キャベツの「キャ」の字も見当たりません。
なぜキャベツ太郎という名前なのか?
名前の由来については、別記事で紹介しましたが、簡単に言うと、お好み焼きにキャベツが入ってるからというイメージで名付けられたという説が有力です。
つまり、味のイメージ(お好み焼き風)=キャベツ。実際にはキャベツは一切入っていません。
緑色のつぶつぶ=キャベツじゃないの?
一見「キャベツの刻んだやつかな?」と思う緑色のつぶつぶ。これ、正体は青のりです。
青のりとソースパウダーの絶妙な組み合わせが、キャベツ入りっぽい雰囲気を出しているんですね。
これもあえて誤解させるような工夫ではなく、なんとなく「キャベツ感あるじゃん」と思わせるバランスが人気の秘訣かもしれません。
あのカエルのキャラ、いったい誰?
キャベツ太郎といえば、パッケージに描かれた学生帽をかぶったカエルくん。
あの子の名前、ご存知ですか?
実は…名前は「特に設定されていない」んです。
「キャベツ太郎=このカエル」というイメージは定着していますが、
やおきん公式や関係者による明確な名前発表はありません。
ネットでは「太郎くん」と呼ばれることもありますが、これはあくまでファンによる愛称。
なぜカエルなのかも、特に理由は公表されていません。
それでも、あのどこか懐かしさを感じるレトロなタッチに惹かれる人は多く、カエル目当てでパッケージを保存している人も。
袋がパンパンなのはなぜ?
スーパーや駄菓子屋でキャベツ太郎を買うと、いつも袋がパンッパンに膨らんでいませんか?
これ、実は輸送中にスナックが割れないように、窒素ガスを入れて膨らませているんです。
ポテチなどの袋も同じ構造ですが、キャベツ太郎は袋に対して内容量が少ない(だから安い!)ので、よりパンパンに見えるんですね。
ちなみに通常サイズ(14g)は約82kcal、
大袋タイプ(90g)は約520kcalもあるので、食べすぎには注意です。
キャベツ太郎のバリエーションはある?
2025年現在、キャベツ太郎の「味違い」や「別フレーバー」は基本的に販売されていません。
期間限定で「コーンポタージュ味」などが出たこともありますが、基本はこの1種類だけをずっと守っているスタイル。
それが逆に、「いつ食べてもあの味!」という安心感につながっているのかもしれませんね。
キャベツ太郎はどこで買える?
キャベツ太郎は現在も、
- スーパー(イオン、ライフなど)
- 駄菓子屋
- ドン・キホーテ
- 100円ショップ
- Amazon・楽天などのネット通販
で購入可能です。
ちなみに、ネットでは業務用サイズ(90g×10袋など)も手に入ります。
パーティーやイベント用にもぴったり!
まとめ:キャベツ太郎にキャベツは入ってない。でも…
キャベツ太郎にはキャベツは入っていません。でも、
・名前のインパクト
・お好み焼きっぽい味の香ばしさ
・緑色の青のりの見た目
・謎のカエルキャラ
…すべてが「キャベツ太郎らしさ」を作り上げていて、
それが唯一無二の存在感につながっているのかもしれません。
今日も変わらず袋がパンパンで、開けた瞬間に広がるあの香り。
大人になっても、ふと食べたくなる不思議な魅力。
それがキャベツ太郎です。
「キャベツ入ってないじゃん!」とツッコミながら、また一粒。
そうやって、私たちは今日もこの駄菓子にやられちゃうのです。
コメント