え、空気圧が減ると走行距離がズレるの?
車に乗っていて、「なんかガソリンの減りが早いな〜」とか逆に「この前より距離多く走った気がする?」なんて思ったこと、ありませんか?
実はそれ、タイヤの空気圧が関係してるかもしれません。
空気圧って「走りやすさ」や「燃費」に関係してるっていうのはよく聞く話ですが、メーターの走行距離表示にも影響が出るって、ちょっとびっくりですよね。
タイヤの空気圧って、なんでそんなに大事?
タイヤは空気の力で車の重さを支えています。
だから空気が減ってくると、タイヤが少しつぶれて地面との接地面が広くなってしまうんです。
その結果、
- タイヤが重く感じる
- 転がりにくくなる
- エンジンが余計にがんばる
…ということで、燃費が悪くなったり、タイヤの減りが早くなったりしてしまいます。
どうして走行距離にも影響が?
車のメーターに表示される「走行距離」は、タイヤの回転数をもとに計算されています。
でも空気圧が下がると、タイヤがつぶれて外径がちょっとだけ小さくなる。
すると、同じ距離を走ってもタイヤが多く回るようになるんです。
つまり、実際には100kmしか走っていないのに、メーター上は105kmくらい走ったように表示される…なんてことも。
数字のズレはそこまで大きくないですが、長距離をよく走る人や、燃費計算してる人には気になるポイントかもしれません。
空気圧が下がると燃費も落ちる
これもけっこう知られてる話ですが、空気圧が低いと燃費が落ちます。
目安としては、50kPa(0.5kg/cm²)くらい空気が抜けると、燃費が2〜3%くらい悪くなると言われています。
たとえば普段リッター15km走っていた車が、空気圧が減って13.5kmくらいしか走らなくなることも…。
地味にお財布に響きますね。
どれくらいの頻度でチェックすればいいの?
空気圧は、自然に少しずつ抜けていくもの。
1ヶ月で5〜10kPa(0.05kg/cm²くらい)くらい減っていくのが普通です。
なので、理想は月に1回チェックするのがおすすめ。
多くのガソリンスタンドやカーショップで、無料で空気圧をチェック・補充してくれるので、給油のついでにお願いしてみましょう。
案外、タイヤ交換の時だけや車検の時だけ確認といったケースも多いのでは。私のその一人、、
まとめ:空気圧ひとつで、走りも燃費もメーターも変わる!
空気圧って地味だけど、とっても大事。
・燃費が悪くなる
・タイヤの寿命が短くなる
・走行距離がズレてくる
…という、いろんな影響が出てしまうんです。
「最近、なんか車の調子が変だな?」と思ったら、まずは空気圧を疑ってみてください。
ちょっとの手間で、走りやすさも燃費も、そして気分まで変わってきますよ〜!
コメント