毎日同じ服しか着たがらない子ども、その心理と親の上手な付き合い方

「えっ、今日もその服!?」「洗濯したばっかりだよ…」

毎朝、子どもが同じ服ばかり着たがって着替えバトル…
そんな悩み、ありませんか?

我が家にも、まさに「同じ服しか着ない星人」がいます(笑)

この記事では、子どもが同じ服を着たがる心理や、年齢別の特徴親がイライラしないための対処法を、わかりやすく・やさしくまとめました。

体験談やちょっとした工夫もご紹介するので、きっとヒントになるはずです◎


なぜ?子どもが同じ服しか着たがらない理由

まずは「なんでそんなにその服が好きなの?」という疑問について。

① 安心感があるから

子どもにとって、慣れたもの=安心できる存在

お気に入りの服は“自分を守ってくれる服”みたいな感覚を持っていることも。

② 感覚的に気持ちいい

タグがチクチクしない、締めつけがない、生地がやわらかい…など、肌ざわりや着心地も関係しています。

敏感な子ほど「この服しか無理!」になりがちです。

③ 自分で選びたい欲求

2歳~6歳ごろは自我の育ち時期

「自分で決めたい!」という気持ちが強く出るので、服選びにも強いこだわりが出やすいです。

④ キャラクター愛が強すぎる(笑)

アンパンマン・ポケモン・恐竜・プリンセス…など、好きなキャラが描かれた服に“恋”してる感覚です。

⑤ ルーティンが崩れるのがイヤ

毎日同じことをしたい“こだわり”タイプの子には、服も「これじゃないと1日が始まらない」というルールがあります。


何歳くらいで落ち着くの?

同じ服ばかり着たがる時期は、3〜6歳に特に多いと言われています。

年齢 特徴
2〜3歳 感覚過敏やこだわりが強く出始める
4〜5歳 「自分の好き」を主張する時期、着たい服しか着ない
6歳以上 こだわりが徐々に落ち着く子もいれば、小学生でも続く子も

一時的なブームの場合も多く、成長とともに自然と落ち着くことがほとんどです。


我が家の体験談:毎日「恐竜Tシャツ」だった息子

我が家の息子(当時4歳)は、とにかく「緑の恐竜Tシャツ」しか着ませんでした。

洗濯中に隠しても、「あれどこ!?今日も着るの!」と泣き出してしまい、着替えさせるのに毎朝ヘトヘト…。
最終的に、同じTシャツを3枚買い足しました(笑)

でも小1になる頃には「あれ?最近あのTシャツ着てないね?」と、自分からフェードアウト。

無理にやめさせなくても、そのうち卒業していくんだなと思えた経験でした。


親のイライラを減らす!付き合い方のコツ

① 同じ服を複数枚そろえておく

洗い替えや外出用に、同じデザインの服を2〜3枚用意すると安心。

② 一緒に「選ばせる」工夫

選択肢を与えて自尊心をくすぐるのがコツ。
「恐竜Tシャツと、ロボTシャツどっちにする?」など2択にすると◎

③ 気持ちを受け止める声かけ

「その服、好きだよね〜」と、まず気持ちを肯定してあげましょう。

④ 行事や冠婚葬祭では「理由」を伝える

どうして違う服じゃないといけないのか、具体的に説明すると納得しやすいです。

⑤ 時には「譲る」もアリ!

毎日着て困るほどではないなら、少し放っておいてOK


保育園・学校ではどう見られてる?

「毎日同じ服で大丈夫かな…」と心配になりますよね。

でも、保育士さんや先生からは、意外と寛容な見方をされていることが多いです。

「その子の“こだわり”や“自己表現”の一部」
として理解してくれる先生も増えています。

ただし、不潔に見えたり穴あき・汚れが目立つと印象が悪くなることもあるので、最低限の清潔感は意識しておきましょう。


まとめ:同じ服ばかり着たがるのは成長の一歩

子どもが同じ服を着たがるのは、安心したい・自分で決めたい・好きな気持ちを大事にしたいという表れです。

無理にやめさせようとすると、かえって反発して大変に…。
うまく付き合うコツは、子どもの気持ちを受け止めつつ、親もストレスを減らす工夫です。

きっと数年後には、「あのとき毎日同じ服だったね〜(笑)」と笑い話になるはず。

今日もお気に入りの服で元気に登園・登校してくれるなら、ヨシとしましょう♪


この記事が、毎朝の「着替えバトル」で悩むママパパのヒントになりますように!

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