最近の車って、本当に燃費が良くなりましたよね。
ハイブリッド車や軽自動車も進化して、昔よりずっと少ないガソリンで長距離を走れるようになっています。
…でも、ふと気づきませんか?
「燃費は良くなったのに、ガソリン代の出費ってあまり変わってなくない?」
今回はそんな疑問をテーマに、実際のガソリン価格の変化や車の燃費性能の進化、それでも「なぜ支出が変わらないように感じるのか?」という点を、ゆるっと語ってみたいと思います。
燃費は確実に良くなっている
昔の車はリッター10kmいけば良い方、という時代がありました。
今では、リッター20〜30km走るハイブリッド車も珍しくありません。
私自身も、10年前は1ヶ月に2〜3回ガソリンスタンドに行っていたのが、最近では月1回で済むようになりました。
「うわ、燃費すごい…」と感動した記憶、皆さんにもあるのでは?
でも、ガソリン価格が上がってる
問題はここ。
燃費が良くなっても、それ以上にガソリンの単価が上がっていたら…支払額はむしろ変わらない、もしくは増えてるという可能性も。
例えば:
- 10年前:リッター140円 × 燃費12km/L
- 現在:リッター180円 × 燃費24km/L
一見「燃費2倍」でおトクに見えても、ガソリン価格が約3割上がっていれば、実際の支出差はそこまで大きくないこともあります。
「走る量」が結局増えてない?
燃費が良くなると、つい「もっと遠出してもいいか」と思ってしまいますよね(笑)
私は実際、燃費の良さに甘えて週末ドライブが増えました。ハイブリットすげえ、と思いながら。
結果、ガソリンスタンドに行く回数は減っても、年間で使うガソリン量はそこまで減ってないかもしれません。
トータルコストは何で決まる?
燃費はもちろん大事ですが、結局のところ「走行距離 × ガソリン単価」でコストは決まります。
つまり、燃費が良くなっても、単価が高くなれば帳消し。
燃費が倍になったとしても、ガソリン価格が1.5倍になれば、恩恵は半減です。
お得に走るにはどうしたらいい?
燃費が良くなった今、次にできるのは「賢く使う」こと。
- ムダなアイドリングを減らす
- タイヤの空気圧を定期的にチェック
- 安いガソリンスタンドを把握しておく
- ガソリン価格アプリを活用する
ちょっとした工夫で、月のガソリン代に差が出てきます。
まとめ:燃費は進化しても、出費が減るとは限らない
燃費性能の進化は本当にありがたいことですが、「ガソリンが高い時代」ではその恩恵が感じづらいこともあります。
結局のところ、燃費だけではなく「走り方」「使い方」そして「ガソリンの価格」にも気を配ることが、出費を減らすカギかもしれません。
燃費がいいからといって油断せず、これからも「走るコスト」を意識していきたいですね。
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