「今日は疲れたし、夜ごはんはサッとそうめんでいいや」
夏の夜、こう思ったことありませんか?
さっぱりしてて食べやすいし、子どもも喜ぶ。でもちょっと気になるのが「夜にそうめんを食べると太るのか?」という話。
一見ヘルシーに見えるそうめんですが、実は意外と糖質が多くて太りやすい食材でもあるんです。
今回は、そうめんのカロリー・栄養の特徴から、太る原因、太らない食べ方まで、分かりやすくご紹介します。
そうめんのカロリーと糖質をチェック!
まずは、そうめんがどれくらいのカロリーなのか、見てみましょう。
食品名 | 1人前の量 | カロリー | 糖質量 |
---|---|---|---|
そうめん(乾麺) | 100g(茹でる前) | 約356kcal | 約73g |
ごはん(白米) | 150g(茶碗1杯) | 約234kcal | 約55g |
えっ、ごはんより高カロリー!?と思った方も多いかもしれません。
そう、そうめんは乾麺の状態ではカロリーも糖質もかなり高め。しかも茹でるとつるっと食べられるので、つい量も増えがちなんです。
夜に食べると太りやすい理由
なぜ、そうめんを夜に食べると太るのでしょうか?その理由は主に3つあります。
- 糖質が高い:そうめんは炭水化物の塊。夜に糖質を摂ると、エネルギーとして使いきれず脂肪になりやすいです。
- 具材が少ない:そうめんだけではたんぱく質や食物繊維が不足しがち。血糖値が急上昇しやすく、脂肪の蓄積に。
- 早食いになりやすい:つるっと喉ごしがよく、咀嚼が少なく満腹感が得にくいです。
これらの要因が重なると、「軽く済ませたつもりが太る食事」になってしまうんですね。
太らないそうめんの食べ方とは?
とはいえ、夏の夜にそうめんを食べたくなるのも自然なこと。大事なのはちょっとした工夫で「太りにくい食べ方」に変えることです。
① 温かいそうめん(にゅうめん)にする
冷たいそうめんは血糖値が急上昇しやすいですが、温かくすると吸収がゆるやかになります。
胃腸にも優しく、夜にはぴったり。
② タンパク質・野菜をしっかり添える
そうめん単体では栄養が偏りがち。以下のような具材を添えるとバランスがアップします。
- ゆで卵、温泉卵
- ささみ、鶏むね肉
- 納豆
- オクラ、トマト、きゅうり
③ よく噛んで、時間をかけて食べる
早食いを防ぐために、一口ごとによく噛んで、ゆっくり食べましょう。満腹感が得られやすくなります。
④ 麺の量を控えめにする
「乾麺100g=けっこうな量」です。家族分まとめてゆでると多めに食べがちなので、あらかじめ計量しておくのが◎
夜におすすめ!太りにくいそうめんアレンジ3選
夜ごはんでも安心して食べられる、満足感のあるアレンジレシピをご紹介します。
① 豆腐と鶏そぼろのにゅうめん
豆腐でボリュームUP+鶏そぼろでたんぱく質補給。しょうがを効かせて代謝もアップ。
② サラダそうめん(レタス&卵&トマト)
そうめんをレタスと混ぜてサラダ風に。ドレッシングはノンオイル系がおすすめ。
③ 納豆×オクラのネバネバそうめん
血糖値の上昇をゆるやかにするネバネバ系食材で、腸にも優しいレシピ。
子どもに夜そうめんを出すのはアリ?
もちろん子どもにもそうめんは大人気。夜でもOKですが、できるだけ「主食+おかず」として出すのが理想です。
例えば、そうめんに卵焼きや焼き魚を添えたり、そうめん汁に豆腐や野菜をたっぷり入れたりすると、栄養バランスがとれます。
冷たいそうめんばかりでお腹を冷やしすぎないようにするのもポイントです。
まとめ|夜そうめんは「食べ方」で太らない!
そうめんは一見ヘルシーでも、夜にたくさん食べると太る原因になります。特に糖質の多さに注意が必要です。
でも、「温かくする」「具材を足す」「量を控える」など、少し工夫すれば夜でも安心。
疲れた夜にサッと作れて、しかも太りにくい。そんな夜そうめんの上手な付き合い方、今日から取り入れてみませんか?
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